本マニュアルでは、コントロールパネルの各タブで表示される機能について、主要な設定を解説します。
管理者編(PBX編)
InfiniTalk PBX はInfiniTalkを利用するための基本となる機能です。ビジネスフォン同様にお使いいただけ、全通話録音機能を標準装備しています。また、特定日や時間別のアナウンス再生、電話を利用するエージェントや業務グループの管理により、業務別に最適な設定を行うことが可能です。
コールセンター編
コールセンターライセンスの追加オプションをご契約いただくと、コールセンターの運用に合わせた各種設定が追加されます。
本機能はACD(Auto Call Distribution:自動着信呼分配)機能を拡張する機能です。多くの企業において、コールセンターはオペレーターが電話を通して直接顧客との関係性を構築する重要な役割を担っています。更に、オペレーターのスキルや業務分担、話中や離席といった状況、受付電話番号、受付時間などさまざまな条件を判断し着呼を最適なオペレーターへと接続します。各種設定やモニタリング画面は Web ブラウザよりアクセス可能です。
モニタ&レポート編
モニタ&レポート機能では、コールセンターのオペレータの状態、着信や応答状況をリアルタイムにモニタリングします。また、通話中の呼を確認し、そのままモニタリングに入る機能に加え、対象や期間などの条件を指定して、CSV形式のレポートを出力する機能もあります。
詳細レポートオプションを追加でご契約いただくと、時間単位のレポートに加え、日、週、月などの単位によるCSV形式のファイル出力など機能が追加されます。
IVR編
IVRライセンスの追加オプションをご契約いただくと、InfiniTalkにIVR(Interactive Voice Response:音声自動応答)機能を追加します。
着呼に対して音声ガイダンスを再生し、DTMF(プッシュ)信号による担当部門への取り次ぎや、業務時間外の不在応答処理を自動化することができます。音声ファイルの録音やIVRフローの作成は、InfiniTalkの管理画面からプログラムレスで直感的に行えるため、既存のシステムでは困難であったユーザー自身でのIVR設計、運用が可能です。
本マニュアルでは、サンプルIVRフローの作成方法を通じて、各種設定項目を説明します。
アウトバウンドコール編
オートコールの追加オプションをご契約いただくと、アウトバウンドコール機能により、自動コール(電話番号リストファイルを読込み自動コールする)、クリックコール(相手が応答した通話のみをオペレータへと接続する)が利用可能となります。
相手が電話に出た場合のみ、IVR(IVRライセンスが必要) や音声ガイダンスダイヤル、オペレータへと接続します。
コールした結果はWebブラウザから参照するだけでなく、簡単なクリック操作でCSV形式ファイル出力が可能なため集計処理の効率化にも繋がります。各種設定はWebブラウザから行えます。
ユーザー編
ユーザーサイトは、InfiniTalkの管理者によって追加されたユーザーが操作するWebブラウザベースのユーザーインターフェイスです。