このたびジェイエムエス・ユナイテッド株式会社では、InfiniTalkをご利用されている企業様におけるテレワーク(在宅勤務)の実施状況や、懸念事項・改善点の把握のため、アンケートを実施いたしました。
社内、社外から忌憚なきご意見を集めて、今後のサービス改善につなげていきたく考えております。
また、皆様に情報を共有することで、ウィズコロナ時代に向けた働き方の参考例として、ご参考いただけますと幸いです。
2020年7月20日 ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社
調査概要
調査目的 :テレワークにおける課題等、企業の意識調査
調査対象者:InfiniTalkクラウドPBXサービスをご利用中の企業
回答社数 :45社
調査手法 :インターネット調査
調査時期 :2020年6月15日(月)~2020年6月26日(金)
実施主体 :ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社
設問内容
Q1 現在まで、テレワーク(在宅勤務)を実施した期間はありましたか?
Q2 InfiniTalkをテレワーク(在宅勤務)で活用されましたか?
Q3 InfiniTalkをテレワーク(在宅勤務)で活用してみていかがでしたか?
Q4 テレワーク(在宅勤務)では、業務に支障がありましたか?
Q5 テレワーク(在宅勤務)をしてみて、課題はありましたか?
Q6 これからもテレワーク(在宅勤務)をしたいと思いますか?
Q7 今後、御社におけるテレワーク(在宅勤務)の方針について
回答内容
Q1 現在まで、テレワーク(在宅勤務)を実施した期間はありましたか?(n=45)
34社がテレワークを実施、11社が未実施という結果でした。
実施、未実施ともにお客様の業種や従業員数、InfiniTalkのご利用規模による違い、偏りは特に見受けられませんでした。
(いいえ)と回答された方へ
Q テレワーク(在宅勤務)を行わなかった理由を教えてください。(n=11)
■テレワーク環境の整備
- 準備が整っていなかったため
- 環境が整っていなかったため
- 社内の特定情報端末を社員が家で見られるような権限による段階設定ができなかったため
- 社内利用システム上の制限があったため
■出社せざるを得ない状況
- シフト勤務になったため
- 責任者として常駐する必要があったため
- 配送設置業務の管理なのでテレワークには適さないため
- 会社に習慣がないこと
- コロナ対策で想定したが出社が必要であったため
■個人情報漏洩のリスク
- 個人情報を持ち帰ることへの問題があったため
- 社内情報及び顧客情報の漏洩の恐れがあるため
- クライアントの同意が必要なため
Q2 InfiniTalkをテレワーク(在宅勤務)で活用されましたか?(n=34)
Q3 InfiniTalkをテレワーク(在宅勤務)で活用してみていかがでしたか?(n=25)
34社中25社が、InfiniTalkをテレワークで活用されました。
25社中24社が「とても良かった」「まぁまぁ良かった」と捉えています。
【「とても良かった」「まぁまぁ良かった」と回答した方へ】
Q 具体的にどのような点が良かったでしょうか?(n=24)
■職場と変わらないコールセンター運用管理が行える
- 当社のメイン業務である受電が在宅でもできるので、業務への影響がかなり軽減される
- 環境にとらわれずコールセンター業務を遂行できるところ
- リモートで受電状況がモニターできた点
- 在宅への移行がスムーズにできた。件数把握ができた
■職場と変わらない電話対応
- 皆の通話状態がわかる点
- 転送等事務所にて勤務しているのと同じ状態で仕事が出来る。
- 自宅から会社番号で発信が出来る、内線通話が出来る点
■テレワークでも不自由さを感じない
- 電話対応者が全員在宅勤務でも業務に支障がなかった
- 出社で使用している際と比べて使用している機能で不自由はなかった
■通話品質
- 音声品質、接続の安定性において、何も問題がなかった
Q4 テレワーク(在宅勤務)では、業務に支障がありましたか?(n=34)
テレワークを実施した34社中、23社は業務への支障は概ねなかったと捉えています。一方で11社(内訳:9社がInfiniTalkを活用、2社が未活用)の方々は、何かしら業務上の支障を感じています。
【「大いに支障が出た」「支障はあった」と回答した方へ】
Q 具体的にどのような支障がありましたか?(n=11)
■自宅のネットワークやPC環境
- ドライバの問題で使用できない端末があった
- wifiが悪いと通信エラーが起こる
- WindowsUpdateが原因によるリモートデスクトップエラー
- 通信状況が不安定
■社内情報資産へのアクセス制限
- 会社でしかアクセスできないシステムがあったため
- 紙資料の取り扱い
- 機密データが取得できない
■通話
- 発信時に電話が切れる等
- 1日数分間電話がつながらない事があった
■その他
- メール対応のみの受付にして、入電がメールにながれた
Q5 テレワーク(在宅勤務)をしてみて、課題はありましたか?(n=34)
テレワークを実施した34社中、23社(内訳:19社がInfiniTalkを活用、4社が未活用)が何かしら業務上の課題を感じています。
【「大いにあった」「多少あった」と回答した方へ】
具体的にどのような課題がありましたか?(n=23)
■社内業務のICT化
- 契約書(押印)手続き、書類郵送
- 紙資料のデータ化。体制、承認関係
■社内外とのやり取りが煩雑になりがち
- web会議時の通信状況、ステータスの確認。コミュニケーションが難しい
- 色々な調整が電話やWEB会議のみのためなかなか意図が伝わらない
■個人情報の適切な運用管理
- 個人情報の管理義務について
- セキュリティの部分が確実に守られているのかどうかの判断が難しい点
■テレワーク環境の整備に時間がかかる
- ノートPC、Wi-Fiルーターが全社員に手配できなかった
- PCやモニタ等の機材の輸送が必要になった
■自宅のネット回線の高速通信化
- ネット環境により受発信に影響が出る
Q6 これからもテレワーク(在宅勤務)をしたいと思いますか?(n=34)
業務上、支障や課題を感じているものの、25社の方々は、「テレワークを継続していきたい」と考えています。
【「大いにしたい」「まぁまぁしたい」と回答した方へ】
Q 具体的に、週のうち何日間してみたいですか?(n=25)
もっとも多かったのが「3日」という回答でした。実際にテレワークはしたいものの出社しなければならない業務や体制がまだあることが伺えます。
Q7 今後、御社におけるテレワーク(在宅勤務)の方針について(n=45)
今回テレワークの実施、未実施に関わらず、テレワークを会社として行っていくまたは検討を実施していくところが大半を占めていますので、定常的にテレワークを継続する企業がますます増えていくと思います。
最後に
今回のアンケートでは、テレワークを体験した感想や、行えなかった理由など、具体的な運用に沿った声を多く頂戴しました。
体験した方からは、社内と変わりなく電話を利用できたと、嬉しいご意見を頂戴した半面、環境整備に関する時間・費用の問題や、情報資産の管理が困難なため実施できなかったとの声もありました。
今後も予断を許さない状況が続く中、テレワーク需要はより高まっていくとみられ、企業の担当者には急激な環境整備が求められています。
ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社は、経済産業省が実施する「IT導入補助金2020(サービス等生産性向上IT導入支援事業)」の「IT導入支援事業者」として採択されました。
「InfiniTalk」は補助対象として認定を受けております。
「InfiniTalk」の導入に向けた補助金申請に関するご相談、導入前、導入後のご質問やフォローをお受けしますので、導入をご検討されている方は、遠慮なくお問い合わせください。
https://www.infinitalk.co.jp/contact
IT導入補助金とは
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。
(出典:IT導入支援事業公式サイト)